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パリ観光・その5   

今回の叔母一行の滞在で一番豪華なお食事は、三ツ星のLe Doyenでの夕食でした。
因みに、三ツ星レストランってパリに10軒だけなのに、東京は11軒あるそうです。
リヨンで食べた三ツ星はクラッシックなフランス料理の定番だったんだけど、
こちらは、モダンはフレンチ創作料理を得意としたお店。
メニューの素材を見て選んだつもりだけど、凝った表現の仏語メニューを読解する力にかけていた所為か、テーブルに運ばれる一品は想像とやや違っていたみたい。

20時に入店したのですが、まだ外は昼間の明るさです。
今は日がとっても長いのです、夜10時頃にやっと夕焼けから薄暗くなる感じなのです。

基本は前菜を一品、メインを一品または二品、その後にチーズ、そしてデザート。
なのですが、まず前菜の前に5種類くらいの付きだし盛り合わせ&イカスミチップが出てきたり、デザート前にもお口直しがでてくるので予想以上に最後は満腹になってしまいました。
パンも数種類ある中から選べるので、全部を食べたいと欲張ってしまうと絶対にメインまでにお腹がパンパンになっちゃうのでメインが来るまでパンに手が伸びるのをじっとこらえました。

その盛り合わせが、コレ。
ピンクのクッションみたいのはエビ味で中にエビが入っていて、真ん中は生春巻きみたいな感じで上にポピーシードがぎっしり。っていうか、説明書きが欲しいくらいです。
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風船の様な膜のボール(生姜とライチ味)が何ともモダンでした。口に入れると弾けます、その後味に生姜とライチのすっきり感が残ります。その他・・・・二種くらい食べたけど忘れちゃった。
食べたらすぐ記録しないと駄目ですね、記憶が持ちません・・・

前菜で、一番美味しそうだったのがムッシュの大正エビの前菜。私はオマールの冷菜。
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メインは私が頼んだのがアオダイとイカのエキゾティック風(左)。
カレーとかクミンとかコリアンダーなどのスパイシーなソースでした。
お隣のムッシュは、玉ねぎ飴色に煮詰めたソースと豚肉。実際のメニューにはもっとお上品な名前がついていたはずだけど内容だけしか覚えてないのです。
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その他の方は、子羊と、イシビラメのトリュフがけなどでした。
一行の三人はメインと肉、魚と一品ずつ注文しておりました。

お次はお口直しとチーズ。
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そして、何とデザートがこれまたすっごく凝ってました。
他の方のはこれまた忘れちゃったんだけど、私のは、グレープフルーツのシャーベットと書いてあったのですが出てきたのがコレ。
ミルフィーユ仕立てになっていて、一番上がバジルの冷たい飴?になっていて、その間にグレープフルーツのシャーベットが小さいボールでいくつか挟まっています。その下が、バジルの飴の板だったかな?そして、一番下がブリュレです・・・想像してませんでした。
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お店の人と色々会話して、詳しく聞くべきですね。

そして、他の女性3人はデザート盛り合わせというのを頼んだのです。
これが、また凄い量でした。
何と、メニューに載っているデザート5品が(私の頼んだのも含めて)全部出てくるのです!!
しかも、一皿に盛り合わせじゃなくて、一皿ずつ5回でてきました。

さすがに、これにはみんなお手上げ。
体が変形してきたといいながら、なるべくデザートを半分以上は皆さん食べていました。

因みに、値段ですが。。。
お店の配慮で、お会計に相応しい人に値段入りのメニューが渡されているみたいで、(今回はムッシュの担当じゃないんですが)ムッシュに値段入りのメニューが渡っていた様です。私も最後まで知りませんでした。
お会計は、1人。。。。ワインも含めて3万くらいだったと思います。
こんな贅沢な夕飯は結婚式でも食べた事がございません、今回案内したお礼にと奢ってもらっちゃいました・・・本当にごちそうさまでした。

私達も時々手持ち無沙汰に思う事があるのですが、フレンチは料理が来るまでに結構待ちます。
今回は、デザートも5品あったし、チーズも頼んだので何と合計5時間の食事時間となりました。
本で読んだのですが、フレンチはメニューを選ぶ時から前菜とメインとデザートの相性、ワインの合わせを考えて一定の時間を楽しむもの、そして料理が来るまでもおしゃべりに花を咲かせて楽しむもの、食事もゆっくりお店の人が話かけに来たりするのでそんな会話も楽しみながら優雅に楽しむものというのがマナーの様ですが・・・みんな忙しい日本時間から来た方ばかりだったのでどうも最後までこのフランス料理が来るまでの間に耐えられなかった様子でした。できるなら、時間ないから全部一緒に出して欲しいと内心思っていた事でしょうな・・・

和食ならお膳に何品もできてい、自分のペースで食べれるし確かにその方が気楽ですよね。

by paris__tsukuba | 2011-07-02 05:18 | バカンス

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