wisteria   

日曜の夜、NHKワールドをつけました。実は、先月11日からずっとテレビをつけてなくて1カ月ぶりにテレビをつけました。日本の情報はネットとネット動画から見てました。

テレビをつけて最初の映像は避難指示が出ていない飯館村で放射能数値を知りながらも避難すべきか、でも家を離れられない不安と恐怖で毎日を送る家族の映像を観ました。
飯館村の放射能レベルは非常に高いのになぜ避難命令を政府が出さないのかとずっと疑問だった。翌朝テレビを見ると、政府が避難指示を出したと知り、正直ほっとした。
この状況でホッとできる言葉は相応しくないけど、指示がなく自主的な判断で避難する様にという今までの指示は余りに無責任だと思っていたのでやっと政府も指示を出すと決断した事は、彼らの避難先、その後の生活も責任を持つという意味だと理解するのでホッとした。
これから実際の避難された方の生活がどうなっていていくのが気になるけど、政府、自治体の避難指示という言葉にはそれなりの責任が伴うはずなのでその後の生活は保護されてると願いたい。

あんな曖昧な対応されたら、住民が激怒するのは当たり前だとおもう。
特に飯館村周辺は農業、酪農家が多く会社員の様に他県に支店があるわけでもなく、同じ職種を新しい土地で探すという事もできない。
何世代にも渡って守ってきた土地があり、四季折々に耕してきた畑があり、一家の財産である牛一頭を残して避難するなんてとても難しい選択だろう。実際、離れられない人が出てくるのではないかと心配になる。これが火事とかでもあれば、身の危険を感じて逃げる心理にもなるのに、敵が放射能という目に見えない物体なだけに更にジレンマが募ってしまうのかも。
とにかく、罪のない住民を保護できるのは行政なんだから、曖昧なのは避けて、「国が指示を出すから、国の指示に従って退避しましょう。県も支援します。後のことは考えず、まずは身の安全の確保のために安心して退避してください。」とか、自治体や政府がしっかり言えれば住民の不安も少し軽減するのではないかと思ってしまった。
県知事もその辺をビシッと言って、堂々と国とわたり合って欲しいね。避難する人には、私たちも支援金出しますんで今はやっぱり身の安全を第一に考えて避難して欲しいと思う所です。

こちらフランスはといえば、日本からの貨物、小包等にも放射能チェックが入ってます。
特に、食品は全量がチェックされるらしい、一体どうやって?中身を開けられる?開封するって事かしら??個人の貨物もそうだけど、これからは日本の食材がこっちの日本食スーパーでも急激に品薄になるだろう。でもまあ、食べる物があれば何とかなるさ。これからは日本食材に頼らないレシピを考えなければならないかな。
つくばにも福島からの避難者が移っていると聞いたけど、その後どうなったんだろう。
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こんな事態だけど、今年も桜の季節が来たんですね。パリにはwisteriaという藤科の薄紫の花があちこちで咲き乱れてます。八重桜や白い桜なんかも満開なので今度写真撮ってみます。
今年はいつも以上に桜の開花がありがたいですね。
陽気が良い日が長く続いてくれますように。
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by paris__tsukuba | 2011-04-11 02:40 | 日本

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